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化粧品通販におけるカートシステムの活用法

第3回:なぜ、カートシステムで売上が変わるのか?(後編)

前回の記事では、なぜカートシステムで売上が変わるのか?というテーマについて、リピート通販のビジネスモデルという観点から見てきました。

後編となる今回は、リピート通販において「カートシステムは、基礎・土台だ!」という事についてお伝えします。

プロスポーツ選手になるために重要なことって?

もしあなたが、例えばプロ野球選手になろう!と思ったら、どんなトレーニングしますか?
いきなりフォークやスライダーといった変化球の練習はしませんよね。もっと言えば、いきなりピッチング練習すらしませんよね。まずは、走り込みをしたり、キャッチボールといった基礎的なトレーニングをしますよね。
なぜなら、表面的なテクニックよりも、基本が大切だとわかっているからだと思います。

そして、リピート通販においても全く同じなのです!

どういうことか?と言うと、

「インスタグラム広告が売れるらしい!」「LINEが良いらしい!」「◯◯が最新でしょ!」等々、最新のプロモーションテクニックを学んでも、ビジネスを支えるカートシステムが対応していなければ、成果はもちろん、場合によっては実践すら出来きないということです。

例えば、数値管理。数字(業績)の改善は、KPI を設定し計測することから全ては始まりますので、数理管理出来なければ、対策すらされません。

また、決済方法。たかが決済と思われるかもしれませんが、決済方法を最適化するだけで、業績は 10%~30%の改善すら可能です。

他にもステップメール。LINE など SNS が普及するにつれ、効果低下も言われていますが、リピート率アップにはメールが最適です。そのステップメールも、誰にどう送るか?によって雲泥の差がでます。

そしてこれらは、全てカートシステムを基盤に行っており、かつ改善されているのです! 

売れる通販と停滞する通販を分ける、一つの考え方

ここまでで、カートシステムの重要性についてはご理解いただけたのではないでしょうか。停滞する通販企業は、カートシステムを単なる受注決済システムと考えてしまっています。つまり、業績をアップさせるためには、広告媒体やランディングページ、ステップメールなどのテクニック、つまりアプリケーションだけを考えています。

他方、年商数億円~と成長する通販企業は、カートシステムをビジネスモデルを改善し強靭にしていくための仕組みだと考えてます。リピート通販の重要 KPI である、CPA ・LTV ・コストを改善していくための仕組み・根幹としてカートシステムを使っています。

 ここまでカートシステムの重要性について全3回に渡りお伝えしてまいりましたが、次回は具体的にどんな基準でカートシステムを選べばよいのか?という点についてお伝えします。

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提供:
スタークス株式会社
執行役員 兼 ECコンサルティング事業部長
大塚真吾
http://www.teikitsuhan-system.jp/

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